数字で見る相続
 

こんにちは、テラコーポレーション(TERAcorporation)の赫(テラシ)です。
今回は土地に対する相続税の申告漏れについてお話していきたいと思います。

国税庁が令和3年12月に発表した「令和2事務年度における相続税の調査等の状況」によれば、この年度の申告漏れ相続財産のうち、土地に対するものは188億円でした。
新型コロナの影響で実施調査が減り、令和2事務年度の申告漏れの指摘額は例年より減りましたが、土地に対する申告漏れの指摘額は通常年400億円前後となっています。
「どうして土地の申告漏れが発生するのか」と疑問を待たれる方もいるでしょう。有価証券や現金とは違い、土地は”見落とす”ような財産ではありません。
しかし、土地の評価額は面積当たりで単純に決まるものではなく、形や立地で一件ずつ異なります。
故意でなくとも価値を少なく見積もってしまった結果、申告漏れを起こすケースがあるのです。
相続が始まる前に、土地のおおよその価値を知っておくことが大切です。

お困りのことがございましたら、お気軽に私どもに相談してみてください。