不動産投資にまつわる基礎知識
 

こんにちは、今日は「不動産投資にまつわる基礎知識」についてお話していきたいと思います。
インフレに強く、大きな値崩れのリスクも低い不動産投資。最近では、少額から始められる不動産投資も出てきています。不動産投資を始めるにあたり、知っておくべき基礎知識を確認していきます。

◆不動産投資で得られるのは家賃収入と売却益◆

不動産投資で得られる収益は基本的に2種類あり「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」と呼ばれます。インカムゲインとは、定期的に得られる家賃収入のことで、キャピタルゲインとは、不動産を売却した時に得られる収益のことを指します。

投資物件を購入して入居者に賃貸物件として貸し出す場合には、インカムゲインがが期待できます。インカムゲインは超規定に安定して収益が上げられるというメリットがある反面、空室になった場合には収益が得られないというデメリットもあります。
一方、短期的に大きく収益をあげられるのがキャピタルゲインです。建物は経年劣化していくため、売却による収益を大きくしたい場合には、値が下がらないうちに売却することが大切です。

そこでインカムゲインとキャピタルゲイン、双方のメリットを得る方法として、建物の築年数が浅く、入居者が入りやすい時期にインカムゲインで安定収入を上げ、一定期間が経過して空室リスクが高まる前に売却するという方法があります。上手くいけば、不動産投資におけるリスクを軽減し、利益を最大限に得ることが出来ます。

◆不動産投資に重要な知識『利回り』と『税金』◆

投資物件を購入する際に参考となる情報の一つに『利回り』があります。利回りには『表面利回り』と『実質利回り』の2種類があります。物件情報に記載された利回りがどちらを指すのかを見極めるためにも、2つの利回りについては押さえておく必要があります。
表面利回りとは、想定される年間の家賃収入を物件価格で割ったものです。例えば、物件価格が4,000万円、想定年間家賃収入が400万円だった場合、表面利回りは【400万円÷4,000万円×100=10%】になります。
ただ、表面利回りには修繕費などの経費は考慮されていません。そこで不動産の運営に関わる諸経費を考慮に入れて算出されたのが、実質利回りです。投資物件を選ぶ際には、実質利回りを重要視することが大切です。
このほか、不動産投資はほかの投資商品に比べて、以下のようにさまざまな税金がかかります。想定していた収益が得られないという事態にならないよう、どのような税金がかかるのかは前以て知っておきましょう。

【不動産に関する税金】
●不動産取得税
●登録免許税
●印紙税
●固定資産税   など

【家賃収入を得た時にかかる税金】
●所得税
●住民税     など

また、火災保険など他にも見込んでおくべき支出があります。
不動産投資を始める時には、収益資産だけではなく、税金や経費の資産も大切です。

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